Business堆肥化促進剤

堆肥化をスムーズに行うには、微生物に有機物(家畜排泄物、生ゴミ、汚泥)を発酵・分解させなければなりません。堆肥・コンポストを作るには微生物群が働きやすい環境を整えてあげることが重要なポイントとなります。

近年では、高品質でニオイの少ない堆肥が求められおり、下記の1~5のどれか一つでも、不十分であると、高品質な堆肥はできません。条件をすべてクリアするのは非常に難しいのです。

  1. C/N比
    C/N比とは、原料中の炭素(C)量を窒素(N)量で割ったもので、基本的に発酵・分解に適しているC/N比は、20-30位です。稲わら等の炭素率が高い原料を堆肥化するためには、油かす・動植物質有機物・魚の内臓などの窒素源を適量添加することが必要です。
  2. 水分
    好気性発酵に水分は絶対に欠かせません。しかし、水分過多は、通気性が悪くなり酸素が供給されず嫌気性発酵となり、悪臭の原因になります。基本的に含水率は、60%前後です。
  3. 酸素
    有機物の分解は好気性微生物によって行われるため、ワラなどを混合して通気性を良くしたり、切返し作業などを行ったりして堆肥中に十分な酸素を供給する必要があります。
  4. 温度
    堆肥化が活発に行われる温度帯は2つあり、これには2種類の微生物群が関与しています。一つは30-40℃で活動する中温菌群。もう一つは50℃以上で活動する高温菌群。高温まで上昇させてあげると、病原細菌・ウイルス等が死滅するので衛生的にも良くなります。
  5. pH
    pHが約5以下になると分解がほぼ止まります。堆肥化に適したpHは中性~弱アルカリです。pHの適正維持も重要なポイントです。

サナは皆様の高品質堆肥作りを徹底サポートします!詳細につきましては、弊社までお気軽にお問い合わせください。

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