• サナ通信
  • 2014.02.26

サナ通信 Vol.4 排水処理の悪臭対策

排水処理の悪臭対策

《早期に対策の検討をスタートすることをおすすめいたします》

暖かくなってくると腐敗菌の活動も活発になり原水やフロス、脱水ケーキはあっというまに腐敗し悪臭を放ち始めます。腐敗菌の繁殖適温は10~30℃であり、その繁殖速度は温度が10℃上がると2倍になるといわれています。腐敗菌の活動が活発になることによりタンパク質などの有機物の嫌気分解が進み硫化水素やアンモニアなどの発生が増えます。

悪臭発生源の近くに機器類はありませんか?

悪臭の被害は近隣からの苦情だけではありません。腐敗臭の代表格である硫化水素腐食性ガスです。

制御盤や機器類、特にクーリングタワーやエアコンなどの空調設備は配管に腐食を受けやすい銅を使用しているので注意が必要です。1年単位でエアコンを交換しているお客様もありました。また、コンクリートも腐食を受けるので施設の躯体の傷みも心配です。

数ある脱臭方法のなかで脱臭剤による悪臭対策のメリットとは!

1.イニシャルコストはほとんど必要ありません。

液体や粉体の薬剤を添加することで脱臭するので脱臭装置を必要としません。手動添加や定量ポンプ1つで始められます。

2.スポット使用ができ経済的。

悪臭は常時発生するとは限りません。春~夏場だけ臭いがする、週末だけ臭いがする、など発生ポイントが絞れるケースが大半です。臭いのする数カ月だけのために脱臭設備を設けるのは不経済です。弊社脱臭剤は即効性が高いので臭いがした時に添加すればOK。持続性もあります。また、不安な時は臭いがする前に添加することにより、未然に悪臭を予防することも可能です。

サナでは問題や心配を抱えられたお客様に安心をお届けするため、現場経験豊富なスタッフと各種対応剤をスタンバイしております。お気軽にご連絡ください。電話でのご相談、現場調査など、親身に対応させていただきます。

『サナ・チョウバエ退治』のご紹介

この製品は排水溝や浄化槽で発生する不快害虫「チョウバエ」の繁殖を抑制する剤です。チョウバエの繁殖時期は4~12月ですが、暖かい食品工場や浄化槽内ではこの時期以外にも繁殖します。排水溝のヌメリや浄化槽のスカムを住みかとし多量発生するので、工場においては異物混入の原因となりやすく、対策が望まれます。繁殖最盛期前のこの時期から使用することで抑制効果が高くなります。また脱臭機能も併せ持っているので夏場の悪臭対策としてもご使用いただけます。ぜひお試しください。