アンモニア臭対策

アンモニア臭の特性

『 アンモニア臭 』は、日常生活において度々その刺激臭を嗅ぐ機会があり、特定悪臭物質の中でも特に認知度の高い物質です。悪臭防止法では、アンモニア臭は1号規制(敷地境界線の地表における規制)のほかに、2号規制(煙突等からの排出口における規制)の対象になっています。

強い塩基性で刺激が強く、出現頻度の高いアンモニア臭は、実際の臭気発生現場では、周辺環境・住民への臭気対策、作業者の健康への影響、作業空間の快適性等において問題になりやすく、有効な臭気対策を行うことが非常に重要です。

アンモニアの特徴
常温での状態 無色の気体
水への溶解性 水に溶けやすい。(水溶液:アンモニア水)
相対蒸気密度(空気=1) 0.59 (特定悪臭物質で唯一空気より軽い物質)
検知閾値濃度(#) 0.1ppm #人の鼻で臭気を感知できる最低濃度
規制基準の濃度範囲
(臭気強度2.5~3.5)
1~5ppm (事業場の敷地境界線の地表における規制基準)
臭気の特徴 放置した尿の匂い、ツンとくる刺激臭(目にしみるような刺激臭)
主な発生源 汲み取りトイレ、小便器、し尿処理場、畜産事業場、堆肥場
発生のメカニズム 人や動物の排泄物などの窒素を含有する有機物の微生物による分解や尿素の加水分解の際に発生する。硫化水素とは異なり、嫌気条件でも好気条件でも発生する。
毒性
  • 眼・皮膚・気道に対して腐食性を有する。高濃度で吸入すると、肺水腫を起すことがある。
  • ACGIH(米国産業衛生専門家会議)が勧告する作業環境の大気中の許容濃度は、25ppm(TWA:時間加重平均値)及び35ppm(STEL:短時間暴露限界値)、日本産業衛生学会が勧告する許容濃度は、25ppm(17mg/m3)である。
その他法規制
  • 大気汚染防止法:特定物質
  • 水質汚濁防止法:有害物質
  • 毒物及び劇物取締法:劇物(10%を超える濃度のアンモニア水)
  • 労働安全衛生法:特定化学物質第3類
  • 労働安全衛生法:名称等を通知すべき有害物

アンモニア蒸気の濃度と作用
濃度 (ppm) 作用
5~10 明らかに臭気を感じる
25 不快感が起こる
200 刺激により呼吸が妨げられる
2500~4500 短時間で生命危険となる

お客様の状況に応じた臭気対策をお届けします

臭気発生原因は複雑多岐で、発生する臭気も単一臭、複合臭と様々です。弊社は、悪臭物質の種類、発生源、発生条件等、多くのパターンに対応できる豊富な消臭・脱臭剤を取り揃え、お客様の臭気対策をサポート致します。臭いだけに注目するのではなく、臭いが発生する原因・環境を考え、悪臭が出にくい環境を作り出すことが我々の目標です。

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